- 大人だけどワイドパンツを履きたい・・・でもやんちゃになりすぎないか?
ワイドパンツはサイズの太さから、ヘタな選び方をするとやんちゃに見えてしまう・・・これが原因で履きづらいと思う人は結構いますよ。
そこで、身長165cmの筆者が初心者でも着用できるワイドパンツをまとめました。
色だけでなく、シルエットや素材も重要なので、すべてひっくるめて解説します。
大人も履けるワイドパンツ4つの選び方

筆者の経験では、4つの条件を満たしたワイドパンツを選べば履きやすいですよ。
で、それは下の4つの条件を満たしたワイドパンツです。
- テーパードシルエットを選ぶ
- とろみ感のある素材を選ぶ
- 股下はジャスト
- 黒を選ぶ
2.テーパードシルエットを選ぶ
メンズパンツにはいくつシルエットがあります。
- スキニーシルエット
- ストレートシルエット
- テーパードシルエット
- ワイドシルエット
- フレアシルエット など・・・
基本的にパンツは、細いシルエットほど大人っぽい着こなしができます。
逆にワイドパンツのような大きなシルエットだと、どうしてもシルエットが横に膨らんでしまい子供っぽくなります。
ということは、ワイドパンツはやっぱり子供っぽい?!

いや、ワイドパンツにはざっくり分けると【ストレート】【テーパード】があります。
この内【テーパード】は最も合わせやすいパンツです。

上がテーパードシルエットのパンツ。太股を見ると大きく見えますが、足元を見ると先細っています。
この先細りが履きやすさの理由。
人の目線は先細る方に向きます。例えばナイフの先とか、人差し指の先とか。
上の写真を見ても、裾の細さに目が行くので、太もも部分から注目がそれます。
テーパードワイドパンツなら、裾部分に目が行くのでサイズが大きく見えにくく大人でも履きやすいです。
1.とろみ素材を選べば大人も履きやすい!
とろみ素材とは、生地が柔らかくドレープする素材のこと。薄手で、生地が柔らかくパンツの横幅が大きく見えません。
ワイドパンツを選ぶなら、まずとろみ素材が混合されたものがおすすめです。
逆にちょっと難易度が高くなるパンツもあります↓

生地の硬い素材で代表的なのがデニム。張りのある生地は足が大きく見えがちなので、初心者はできるだけ避けたいところ。

また、綿100%のパンツも、張りがあり足が大きく見えがちになります。デニムほどではないにせよ、ちょっと着づらい部分はあります。

とろみ感のあるパンツは柔らかく鈍い光沢があるので高級感も◎
コットンやデニムよりも、野暮ったく見えないので初心者でも履きやすい。
イメージはほぼスラックスに近いです。
ちなみに、とろみ素材はいくつかあります。
- レーヨン
- ポリトロ
- テンセル
- アセテート/トリアセテート
- キュプラ など
この中でもカジュアルパンツによく使われているのが【レーヨン】【ポリトロ】
レーヨン20%などと書かれているワイドパンツを選べばOKです。
ポイント
- ポリトロは春夏用の素材、通気性がよく清涼感がある
- レーヨンはオールシーズン使える天然原料由来の素材、シルクの代用品で高級感がある
4.ワイドパンツの色は黒を選ぶ

黒色は横幅が縮んで見えるので、ワイドパンツの膨張を抑えてくれます。
大きく見えすぎないので初心者でも履きやすいのが強み。
逆に白やベージュなどは膨張して見えるから、ワイドパンツの大きさが際立ちます。
黒は収縮色といって、全体が縮んで見える色です。
ワイドパンツはサイズが大きいですが黒の収縮色を使って、細く見せられます。
膨張を押さえてくれるから、初心者でも履きやすいので最初は【黒】を選びます。
3.ワイドパンツの股下
ワイドパンツの股下は、ジャスト~ワンクッションできるくらいがおすすめです。

丈が長すぎると、クッションができすぎるため、子供っぽく見えます。
逆にパンツの丈が短すぎると、足首がすべて見えてしまい子供っぽく見えます。

クッションをつけすぎると子供っぽくなるから、最大1回までにすること
ワンクッションorジャスト程度の股下がベスト!とおぼえておくと良いですよ。
ここまでのまとめ!
- とろみ感のある素材を選ぶ
- テーパードシルエットを選ぶ
- 股下はジャスト
- 黒を選ぶ
4つの基準で選べば、初心者でも履きやすいワイドパンツが手に入りますよ。
結構ハードル高くないですか?!

いや、実際自力で探すのはけっこう大変です。めちゃくちゃ時間がかかります。
履けそうなパンツはないかなーと探していたときに、たまたま見つけたやつです↓

関連アイテム
筆者は165cm55kgでMサイズ着用。S~XLまであるから、160cm~高身長さんも履ける!
適度にゆったりでコーデもしやすい!ということで重宝しています。
ワイドパンツの大人っぽい着こなしポイント
先程のワイドパンツを使って、コーディネートしてみました。
最初はジャストサイズのトップスを合わせたAラインコーデがおすすめです。
ワイドパンツコーディネートのコツ

Aラインコーデとはファッションシルエットの1つ。
1955年にクリスチャン・ディオールが発表した上半身をジャストサイズ、下半身をゆったりサイズにする着こなし方。
ちょうどアルファベットのAのようなシルエットになることから名付けられました。
上下オーバーサイズよりもスッキリしたシルエットだから、初心者でも着こなしやすいぞ

コーデのコツ
シルエットに個性のあるワイドパンツはシンプルに着こなすのがコツ。
基本は、無地アイテムを使って大人っぽくコーデします。
テーラードジャケットを合わせたセットアップコーデ

テーラードジャケットを合わせると、セットアップ風に着こなせます。
「スーツのようにならないか?」という方もいるでしょう。が、ワイドパンツを履いている時点でカジュアルダウンしているので、スーツっぽくなりません。
足元はスニーカーを合わせるとラフさが出せるのでおすすめ!
さらに大人っぽい着こなしをするならテーラードジャケットを合わせるのがおすすめ

ダークトーンでまとめたコーディネート

ネイビーのロンT、黒ローファーを合わせて、縦に長い印象を出す。背丈が高く見えるので、小柄な男性でもスッキリ着こなせます。
腕をちょっとまくって肌を出すと、軽さが出るので春っぽさが出せますよ。
ロンTをまくる場合、腕周りが寂しくなるので腕時計やブレスレットを使ったアクセントを加えます。

アクセサリーは付けたほうが見た目は良くなります。
シルバーアクセサリーが苦手な人は腕時計がおすすめです。
シャツを使った爽やかなコーディネート

春に便利なシャツを使った大人っぽい着こなし。
水色のシャツを着ていますが、白・ペールトーンのイエローやピンクを合わせると春夏っぽい着こなしができますよ。
半袖や七分袖シャツにすれば、夏にもワイドパンツを使い回せる。
ワイドパンツは個性があるから、ほかはシンプルにまとめると子供っぽくならないぞ

初心者向けワイドパンツまとめ
今回、初心者でも履けるワイドパンツの選び方を解説しました。
もう一度、まとめると・・・。
- とろみ感のある素材を選ぶ
- テーパードシルエットを選ぶ
- 股下はジャスト
- 黒を選ぶ
上の条件を満たせば、初心者でも履きやすいワイドパンツは見つかります。

初心者向けワイドパンツを手に入れるなら、やはりスプートニクス。
基本、デザインに無駄なく合わせやすいので入門用としては重宝するってことでおすすめです。
スプートニクスは下のページでレビューしているので、良かったら参考にしてね
