パンツは、スタイルをよく見せるためにとっても重要なファッションアイテムの1つです。
そこで、今回は、足のラインを美しく見せてくれるデニムブランドを一挙まとめました。
- 美脚にこだわるヨーロッパブランド
- モデル数の多い定番アメリカブランド
- 日本のデザイナーズブランド
細身にデニムの選び方
デニムの価格帯&体型に合うシルエットを知っておくと、ライフスタイルに合うパンツを見つけやすいです。
細身デニムの価格帯

デニムはどれくらいが安く、どれくらいが高いのかまとめると以下のようになります。
- 安い:~1万円以下
- 中価格帯:~2万2,000円まで
- 高い:3万前後~5万円以下
- 趣味レベル:5~10万円
- ファッションオタク:10万円以上
ブランド品は1万円以上がほとんど、1万円以下だとユニクロや無地良品があります。
なるべく安く済ませたいなら5,000円~1万5,000円くらいまで。
ココらへんで、ちょい贅沢なデニムを1つ持っておきたいなら1万8,000円~3万円前後をおすすめします。
【選び方】体型別おすすめのシルエット
足が長く見えるスリムデニムは以下の3つです。
- スリムストレート
- スリムテーパード
- スキニー
- フレアパンツ
これらのシルエットは、それぞれ似合う人と似合わない人がいます。
スリムストレート

すべての体型に合う。
細身のストンと落ちるシルエットなので、細すぎるパンツが苦手な人も履きやすいです。
ガリガリな足を隠したい人&筋肉質な人におすすめです。
スリムテーパード

すべての体型に合う。
裾に向かい細くなるシルエットなので、スリムストレートよりも足が長く見えます。
スキニーほど細くないパンツが好きな人におすすめです。
スキニー

ガリガリ体型には合わない。
とにかく足を長く見せたいときに活躍します。しかし、足のラインが強調されるのでガリガリな人が履くと頼りなく見えるのが難点です。
フレアパンツ

裾が広がっており、その対比により脚長長く見えるパンツ。
ももとお尻がやや細めですが、抵抗がないならどんな体型の人でも似合います。
まとめると下記の人におすすめです。
脚長度 | おすすめの人 | |
---|---|---|
スリムストレート | 全体型におすすめ! ガリガリ&筋肉質と相性よし | |
スリムテーパード | 全体型におすすめ! 細めは苦手で足を長く見せたい人におすすめ | |
フレアパンツ | 全体型におすすめ! 普通のパンツよりも個性があるのでシンプルにまとめてもおしゃれに見える | |
スキニー | 華奢な人には合わない とにかく足を長く見せたい人におすすめ |
細すぎず履きやすいパンツなら、スリムテーパードがおすすめです。
おすすめ:ヤヌーク【美脚デニムの有名ブランド】

ロサンゼルス発、2003年にヤエール・トパーチとブランドアヌックが立ち上げたブランド。
かっこよさ+LA独特のリラックス感のあるデニムは、大人の男性から人気があります。
特徴は?
美脚デニムのみ扱うことで有名なブランド。
座ってもお腹が苦しくない・ヒザ抜けしにくく長く愛用できるデニムは、持ち物にこだわる30代以上の男性から指示を得ています。
デニムの聖地、岡山県で製造しているから品質は折り紙付き!

特に美脚なデニムを2本紹介します。
1.ヴィンセント2【スリムテーパード】

同ブランドの人気N0.1デニム。
緩やかなテーパードと大きすぎない太ももで、足を美しく見せられる定番スリムテーパードデニム。
若すぎないシルエットなので、スキニーが苦手な方も履きやすいです。

日本人に合わせて股下76cmに設定されており、裾上げしてガラッとシルエットが変わらないので、短足や低身長の方もきれいなラインのまま履けます。
ヴィンセントの特徴は下記動画で紹介されています。
2.ニール【スキニー】

ヴィンセントよりもさらに細い【スキニーシルエット】
大人の男性が求めるちょうど良い細さを追求して作り上げたモデル。
余分なもたつきを省きつつも、必要なところだけゆとりを持たせているので細身でも動きやすいです。
ニールの詳しい説明は下記の動画で見られます。
美脚ラグジュアリーデニムならヤヌークの右に出るものはないくらいこだわりがあります。
耐久性もあるので、長く使えるちょっと良いデニムを探している方とヤヌークは相性が良いです。
その他のブランド
ヤヌーク以外に美脚デニムのあるブランド(低価格~高額)をまとめています。
3.【オアスロウ】107スリムストレート

このブランドは?
デザイナーでデニムマニアの仲津一郎氏が2005年に立ち上げた国産デニムブランド。
マイペースでファッションを楽しみたい大人向けに洋服を提案している。
リーバイス505をベースに、また上を少し浅く、やや細く足が長く見えるように作り変えたモデル。
アイビーフィットは硬めの生地を使っているのでヒザ抜けが起こりにくく長く履けます。

随所に拘りが感じられます。シルエットもキレイですので細身が好みの方にはオススメです。
30代 167cm64kgでMを購入。
シルエットがキレイだ、腰回り腿は若干余裕があります。
裾幅が狭いのでスニーカーなどいろいろな靴に合うと思います。

4.【ウエストオーバーオールズ】806Tスリムテーパード
このブランドは?
2017年に【オールドマンズテーラー】【ヘリーハンセン】に関わった大貫達正氏が立ち上げた新鋭デニムブランド。
オーバーオールを原型に作っているので、ウエストバンドがなくスッキリしたデザインが特徴的。
ヨーロッパを彷彿させる青みがかったデニムが特徴的。
インディゴよりもラフな印象なので、肩の力を抜いてデニムを楽しみたい方にピッタリです。
アンクルカットだから裾上げしなくても履けます

5.【リーバイス】512スリムテーパード

3大デニムブランドの1つ。
また上を浅く、裾周りを細身に仕上ており、ハイテクスニーカーにも合わせやすいシルエットをしています。
テーラーをモチーフにしているだけに、ジャケットを合わせてキレイめにも着こなせるので大人カジュアルにもピッタリ。

スリムですが、スキニーほど細すぎずに程よいタイト感で履きやすいです。
ぽっちゃり体型ですが、フィット感やストレッチともに履き心地は良いです。

6.【ラングラー】フレアデニム

このパンツは?
定番のランチャードレスをデニムにアレンジしたモデル。
一般的なフレアパンツよりも裾幅が狭い【-2cm~5cm】ので、入門用に最適。
世界3大デニムブランドの1つラングラーが提案する、カウボーイためのドレスパンツ。
センタープレスと、裾幅ともも幅の細さの対比により足が長く見えます。カジュアルながら、ドレス感があり、大人でも履きやすいデザインです。
ちなみに、シルエットはランチャードレスと同じです。

7.【KURO】グラファイトスリムストレート

このブランドは?
2010年スタート、世界展開もしている日本のデニムブランド。
限られた工場でしかできないハンドメイドステッチを採用するなど、高い職人技術を使ったデニムは人気がある。
日本人の足が綺麗に見える黄金比で作られたデニム。
また上を浅くして、物理的に足が長く見えるように作られているので、ストレートなのに野暮ったくありません。

40代男性
166センチ70キロのがっしり系。股が太めですが、なんとか履けました。
ワンウォッシュは固めですが、履きこなれれば良くなると思います。
20代男性
また上が浅く、若干テーパードの入ったジーンズで、形がすごくきれいです!

8.【LEE】スキニーデニム

3大デニムブランドの1つ。カウボーイ用パンツを作っていたためか、リーバイスよりもシャープで大人っぽいデザインが魅力。
細身ですが、ハイパワーストレッチを採用し、型崩れしにくいの長く履けます。
他のブランドと違い縦落ちがはっきりと出るので、デニムらしいデニムを楽しみたい人にピッタリです。

細身ですが、ストレッチするので、全然きつくありません
均一に足にフィットするので、カッコよく履けます!

9.【アクネステュディオス】スリムテーパード
このブランドは?
スウェーデンのラグジュアリーブランド。
細すぎず大きすぎずダブつきのない美しいシルエットのデニムは上級者から人気がある。
生地が滑らかなせいか、カッコイイんだけど程よく抜け感があるので、ビシッとした細身デニムが苦手な人も履きやすいです。
あまりクセのないブランドなので、そろそろラグジュアリーなデニムに手を出してみたい方向けです。
10.【ディオールエッセンシャルズ】スリムフィットジーンズ

このブランドは?
ハイブランド、クリスチャンディオールの新ライン。(オムはすでに終了)
いわゆるライフスタイルコレクションなので、ラフに着られます。
日本では最も人気があり評価も高いブランド。
エッセンシャルズは「ハイブランドはクセの強い服が多く着こなしにくい」という人のすんなり履けるドレスライクな作りをしています。
ハイブランド入門用にもピッタリです

低身長向けのデニムブランドまとめ
たくさんあると迷ってしまうので、お手頃なものからラグジュアリーなものまでおすすめのデニムブランドをまとめました。
30代・40代・50代におすすめのラグジュアリーデニム

ちょっと良いデニムを1本手に入れたいと考えているならヤヌークがおすすめです。
- 美脚デニムで有名なブランド
- デニムの聖地、岡山の自社工場で製造している
- ヴィンテージアメカジショップの老舗【ベルベルジン】のディレクター藤原裕氏が監修したデニムも扱う
- 2万円後半代からと、ラグジュアリー系でも手が届きやすい(5万円以上がざら)
- 動きやすさを重視しており大人でも履きやすい
同ブランドは、【足をきれいに見せる】【動きやすさに重きを置いている】ので、快適性と見た目を重視する30代以上の男性に人気があります。
ヴィンセント2が最も無難で履きやすいです

今回、小柄な男性でも着られるデニムブランドをまとめましたが、もう一度グラフで比較します。
細身度 | おすすめの人 | |
---|---|---|
ヴィンセント2 | 程よく細身で合わせやすいラグジュアリーデニムを探している方におすすめ カジュアル~きれいめまで対応 | |
ニール | 大人が履けるラグジュアリースキニーパンツを探している方 カジュアル~きれいめまで対応 | |
オアスロウ | 無難なスリムストレート カジュアル好きにおすすめ | |
ウエストオーバーオールズ | 結構ゆとりのあるシルエットが好きな人向け きれいめに履ける | |
リーバイス512 | 細すぎずのちょうど良いシルエット 定番を好む人向け | |
KURO | 無難なスリムストレート 職人が作るこだわりのデニムを好む人におすすめ | |
LEEスキニー | 細すぎずのちょうど良いシルエット 定番を好む人向け | |
ラングラー | フレアパンツ メリハリのあるシルエットで足が長く見える | |
アクネステュディオス | ミニマルなデザインが好きな方向けのラグジュアリーブランド | |
ディオールエッセンシャルズ | ハイブランドのデニムで最も人気がある 最終的にこのブランドを手にすると良い |
股上も短く、足も長く見えるブランドばかりなので、今回のブランドが参考になれば幸いです。
細身デニムを使ったラフなコーデ
カジュアル~きれいめまで万能に使えるので細身デニムのメリット。
そこで、大人向けの着こなしをちょっとだけ紹介します。
キレイめアイテムを合わせて大人っぽく着る
Tシャツの上からニットベストを着用すれば、上品は着こなしができます。1つ以上のキレイめアイテムを取り入れると、簡単に大人っぽさが出せます。

おすすめのアイテム
- シャツ全般
- カーディガンやニット系
- ジャケットやコート系
- ポロシャツ
- きれいめのカットソー系
ジャケパンスタイルにも使える
ヤヌークのヴィンセント2着用。
カッチリしたジャケット+革靴のキレイめファッションは、細身デニムでハズしてラフに着こなせます。ジャケットはブラック以外にすれば、軽快さが出せるので春ファッションにおすすめ。

長身効果のあるコーデ法
ブルゾン・パンツ・靴をダークカラーでまとめると、縦にスラッと伸びる長身効果が得られるのでスタイルアップできます。

細身デニムブランドまとめ
細身のデニムを扱うブランドを紹介しました。
一応、デニムの価格帯をまとめると以下のようになります。
- 安い:~1万円以下
- 中価格帯:~2万2,000円くらい
- 高い:3万前後~5万円以下
- 趣味レベル:5~10万円以下
- ファッション:オタク10万円以上
5万円以上になると、完全に趣味なので、この域まで行く人はほとんどいないです。
ちょっと良いデニムを探すなら2万円前後~4万円くらいが狙い目です。
当サイトの低身長向け記事は下記のページにまとめています。
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低身長メンズファッションまとめ:コーデや服の選び方考察&ブランドまとめ
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