身長が盛れる靴専門ブランド【トールシューズ】
あまり聞いたことがないブランドなので、品質や履き心地が気になるところです。
そこで、実際に購入して試してみました。使った感想は以下の通り。
- 体重によるヒールの沈みは多少ある、表記ピッタリに身長を盛れるわけではない
- 慣れないうちは、やや足の指が疲れる
- 見た目は普通の靴と変わらずコーディネートしやすい
- 靴は頑丈で、持ちは良い
現在1ヶ月使っているので、良し悪しをレビューします。
これを見れば、トールシューズを購入するべきか判断できるので、ぜひチェックしてみてください。
この記事を書いた人
- パーソナルカラリスト:1級資格
- 日本カラリスト協会会員
- 本ブログでは、ファッション初心者に向けた、簡単に服装を改善できる方法、足・身長を長く見せる記事を紹介中。
トールシューズの良い・悪い口コミ評判
トールシューズ購入者の口コミをまとめて、それが本当か実際に検証します。
靴を品質を改良しているケースはあるので、直近2年以内の口コミのみまとめました。
まず、悪い評判はこちら。
表記通りに盛れないとありますが、筆者の経験上これは事実です。【後に理由を紹介します。】
ヒールを高くしすぎると疲れやすくなるのも本当です。この点は用途に応じて高さを調整します。【後に理由を紹介します。】
次に良い口コミを紹介します。
次は、筆者がトールシューズを履いて感じたデメリット・良かった点を紹介します。
トールシューズがおすすめの人と総合評価

筆者が、トールシューズを1ヶ月以上使った感想は、以下の通りとなります。
*は平均点です。
| 項目 | 詳細 |
| クッション性 | 程よい弾力があり歩きやすい 口コミほど、かかとが痛くなることはない 盛りすぎると、慣れるまで指が疲れる |
| 軽さ | かなり軽く、足首の負担は少ない |
| デザイン性 | 極めて普通だが、見た目の違和感はない |
| 品質 | ステッチ補強や生地感など、耐久性はある 多少、体重によるヒールの沈みはある |
| 価格面 | 高いと思う人もいるでしょうが、盛れるシューズの製造は技術力が必要なので、妥当な価格だと思います。 この手の靴は安いほど壊れやすいので、コストを掛けている分耐久性はあります。 |
この手の靴はあまり盛れないんじゃないの?という人もいるでしょうが、結果は出せます。
画像左、165cmの筆者が8cmのトールシューズを履き173cmまで伸ばせました。

靴底は普通の厚さで、デザインに違和感はありません。緩やかな履き心地で、かかとの負担も少ないです。

無難なデザインが多く個性はありませんが、逆にシークレットシューズとわかりにくいです。
デザインはいくつか選べるのでビジネスの使いやすいのは良い点です。

【デメリット口コミ評判】実際に使い気になったところ
筆者が1ヶ月使った感想を口コミとして、体験ベースで悪いところを紹介します。
盛りすぎると、慣れるまで足の指が疲れやすくなる

トールシューズは、盛りすぎるとヒールが高くなり、足の指に体重が移動するため、やや関節は疲れやすくなります。
口コミの【かかとが痛くなる】感覚はなかったため、個人の足の形の問題でしょうね。
筆者は、ヒール高6.5cmまでは履いたことはあります。
今回8cmを履きましたが、ちょっとかかとが高すぎたのか最初は疲れます。
ただ、現在1ヶ月着用して慣れたためか、以前より疲れにくくはなりました。
最初から疲れにくい靴が良い人は、ヒール高6,5cm前後の靴をおすすめします。
かかとは体重で沈むので、表記通りには盛れない

今回入手した8cmの靴を履き、身長を調べたところ0.6cmの沈みがありました。
トールシューズの靴は、表記より0.6cmほど盛れる量が少ないです。
体重が乗りかかるので、ヒールは沈みます。
他社製品でも発生します。
表記ピッタリに盛れるわけではないので、ガッツリ盛りたい人は、ヒールが高めの靴を選ぶと良いでしょう。
1万円台の靴はもう少しパーツに高級感は欲しかった
1万円台の靴は、カジュアル感の強い素材が多いです。
例えば、ブーツのアイレットが艶無しメタル素材。艶ありにして高級感を出して欲しかったです。

もうちょっとラグジュアリー感を出すなら、本革シリーズがよいでしょう。
悪い口コミにあったインソールのプリントですが、軽く貼っているだけなのですぐに禿げそうです。
1ヶ月履きましたが、今のところは大丈夫。プリントがなくなっても、靴の中をガン見されるわけでもないので、気にするほどでないでしょう。

【良い口コミ評判】意外に良かったところ
こちらも、筆者の体験ベースで良かった点をまとめました。
自然に見えるのが一番に良かった
この手の靴は、わざとらしくソールが分厚いものがありますが、トールシューズのソールは普通の靴と変わらない厚さなので、ストレスなく履けました。

スラックスなどに合わせてもきれいにまとまりますし、コーディネートはしやすいです。
汎用性は高いので、初めての方もシークレットシューズを履きやすいです。
緩やかな履き心地とクッション性で歩きやすい
トールシューズの靴は、かかとが硬すぎずで痛くないです。また、ニューバランス並に軽いので、ストレスなく歩けました。

かかと~つま先まで適度なクッションがあり、アディダスのスタンスミスに近い履き心地です。
8cmヒールは、さすがに長時間歩くと疲れます。
旅行に使うなら、6.5cm前後のヒール高が良いでしょう。
6.5cm前後のシューズ一覧はこちら【トールシューズ楽天公式】
インソールの上部は、適度な柔らかさです。また、全体が緩やかに傾斜しているので、シークレットシューズにしては足への負担は低めです。

ちなみに、ビジネス革靴タスカーは、イタリアの伝統的な技術マッケイ製法により、超軽量かつ足に吸い付くフィット感を楽しめます。

あまり聞かないブランドなので、正直舐めていましたが、意外にも快適に歩けます。
質感・品質・耐久性は悪くない
ソールと本体の接着面に補強用ステッチを施しており、耐久性は高いです。安い靴は、ここが省かれることが多いので、これは良かった。

ボティのステッチに乱れはないです。
このモデルは合皮素材で本革よりシワに違和感はありますが、極端な安っぽさはありません。ただ、高級感を求めるなら本革モデルが良いです。


ジップはYKKでないですが、キッチリ閉まってくれます。裏地はメッシュでサラサラ。撥水や速乾性・防臭・抗菌性があり、年中履ける作りです。


マイナーなブランドですが、作りは良いです。
大人が履いても、自然に見えるシークレットシューズでした。
トールシューズのコーディネート
実際にトールシューズを履いてコーディネートしてみました。
3つ紹介します。
ジャケットやカジュアルスラックスコーデによく似合う
トールシューズが輝くのは、オフィスやデートスタイルの時だと思います。
ジャケットやデニスラに合わせると全身がスラッと見えて、さらに身長アップ効果があります。

短足を気にせずワイドパンツコーデを楽しめる
トールシューズを履けば、ワイドパンツを履いても短足に見えないのは良いです。
着用できる洋服が増えるので、単純にもっとファッションを楽しめます。

ジーンズスタイルと好相性
ジーンズは、外国人のように足が長い人ほど似合うので、トールシューズで身長を盛れば魅力は倍増します。
トールシューズは、カジュアルな靴が多いため、ジーンズをよく履く人とは好相性です。

サイズ感について
トールシューズは、ショップに書かれている通りのサイズ感で履けます。
日本人サイズで作られているので、ニューバランスやナイキよりもやや大きめのサイズ感です。
大体の靴は【2E】【3E】なので、革靴サイズに近いです。
| 表記 | サイズ感 |
| 3Eサイズ | 革靴と同じサイズでゆったりめ スニーカーサイズより、1~1.5cmダウン推奨 甲高幅広の人は、0.5~1.cmダウンがおすすめ |
| 2Eサイズ | ブーツと同等のサイズ感 スニーカーサイズより-0.5cmを推奨 甲高幅広の人は通常サイズで良い やや小さめと表記されていますが、あくまでトールシューズの中ではという意味です。 |
商品ページの【item spec】表の【靴幅(ワイズ)】にサイズ表記が記載されているので、チェックしておくと良いですよ。
ちなみに、筆者は普段27.5cmのスニーカー、26cmの革靴を履いており、トールシューズは3Eの靴を26cmでジャストでした。
| 項目 | 男性【アッシュ】のサイズ |
| 足サイズ | 2E【甲・横幅は普通】 足囲平均:24.8cm 足長平均:25.2cm エジプト足 |
| 靴サイズ | スポーツスニーカー:27.5~28cm 革靴:26cm 3Eスニーカー:27cm ブーツ:27cm |
普段、筆者が履いている靴のサイズです。
| モデル名 | cm | サイズ感 |
| トールシューズ3Eサイズ | 26 | 横幅はゆったりして履きやすい |
| リーガル | 26 | 日本の革靴はこのサイズを履きます |
| オールスター | 27.5 | 幅はトレックウェーブよりもややゆとりがある |
| スタンスミス | 27.5~28 | 27.5cmでジャスト、28はややゆったり |
| バンズオールドスクール | 27.5~28 | 程よくフィットする |
| エアフォースワン | 27.5 | 適度にゆとりがある |
| エアマックス90 | 28 | 28はジャスト、28.5はつま先がゆったりで履きやすい |
| エアマックス95 | 28 | 28はジャスト、28.5はつま先がゆったりで履きやすい |
| ニューバランス574 | 27.5 | 大きすぎず小さすぎずちょうどよい |
| ニューバランス996 | 27.5 | フィット感はあるが、ちょうどよい |
| ニューバランス2002R | 27.5 | 9060とほぼ変わらない、甲は9060の方が高い。 |
一回だけサイズ交換無料なので、失敗しても安心感はあります。
トールシューズの狙い目アイテム
トールシューズは、大きく分けると4つのラインに分かれます。
| ライン | 詳細 |
| マドラス | イタリアの紳士靴メーカー、マドラスとのコラボライン 渋めのデザインなので、やや上の年齢層向けか |
| タスカー | ビジネス、冠婚葬祭におすすめ マッケイ製法+本革+日本製、高級感のある作り |
| ハイブラザー | カジュアルライン ブーツやレザーシューズなど、普段着に合うデザイン |
| テアトロマッシモ | インソールを扱うライン 組み合わせると、さらに身長を盛れる |
クオリティ重視・ビジネス・冠婚葬祭は【タスカー】、ラフなシーンはハイブラザーが相性良しです。
ここでは、トールシューズで人気のある靴を4つ紹介します。
最大9cmまで:お手軽ミドルカットモデル

今回筆者が履いたモデルで、トールシューズで一番の人気者。
商品名にスニーカーとありますが、実際はタンクソール搭載のブーツをスニーカーに合体させたような靴です。
シャフト【靴丈】が低めでコーデしやすいので、ヒールアップシューズ初心者にもおすすめできます。
このモデルはお手頃、初心者も試しやすいです。
合皮素材で、汚れもつきにくいのはGOOD。
レザーの黒とダークブラウンは、オンオフ使えます。
まとめ割もあるので、2足を使い分けるのも良いでしょう。
最大11cmまで:高級感重視のタスカー

タスカーは、イタリアの伝統的なマッケイ製法を使った革靴。
足ブレが起きにくく、長時間歩いても疲れにくいため、仕事にも使いやすいシューズです。
日本製で、トールシューズの中でも上級クラスのラインなので、こだわり派におすすめできます。
最大10cmまで:スエードチャッカブーツ

これもトールシューズの人気ワークブーツ。
スエード素材なので、レザーよりもゴツさがなく合わせやすいです。
特にチノパンやジーンズ、カーゴパンツと好相性なので、カジュアル好きは使いやすいブーツです。
最大10cmまで:本革ミッドカットスニーカー

本革仕様で高級感のあるレザースニーカー。
大人が履けるストリートライクなラグジュアリースニーカーを探している方にうってつけです。
トールシューズの評判やレビューまとめ
トールシューズをレビューしました。
シンプルでバレにくいデザイン、ヒール高を自由に調整できるのが、このブランドの魅力です。
知名度はスポーツブランドに劣りますが、実績はあるブランドなので、デザインが気に入ったなら、理想の身長を手に入れてみてください。

トールシューズ以外に身長を盛れる靴ブランドはあります。そこで、下記ページでまとめたので、参考になると幸いです。

