このページでは、私が実際にオーバーオールを手に入れた上で【オーバーオールの選び方】【年齢・体型問わないコーデのコツ】をまとめています。
ワークアイテムの定番オーバーオールは、子供っぽくなりすぎてどうにも着づらいですよね。
しかし、オーバーオールは着こなし方を工夫すれば、ほとんどの人に似合うのでコツをいくつか紹介します。
オーバーオール(サロペット)が似合わないと思っている人が着こなすためのコツ
オーバーオールはデザイン上、下手をすると「マリオ」や「ルイージ」になってしまいますよね。
子供が着ているイメージが強く大人や低身長さんが着ると「なんか子供っぽい」と思われてしまうことから、中々難しい洋服です。
じゃあ、着られないのかというと、そうでもないです
選び方2つ+着こなし方5つを駆使すれば低身長でもカンタンにオーバーオールを着こなせます。
- オーバーオールは黒か白がおすすめ
- ストラップでサイズ調整をして、子供っぽさを解消する
- 小物を使いオーバーオールが目立たないように工夫する
- アウターを羽織ってオーバーオールをごまかす
- きれいめアイテムを合わせる
- 盛れる靴を使って短足をごまかす
- 番外編:顔が大きな人対策
簡単に言うと、シンプルにまとめて小物や色で個性を出せば、大人っぽく着られます。
初心者は黒白のオーバーオールがおすすめ
オーバーオールはたくさんの色がありますが、最も無難というより着こなしやすいのがホワイトとブラックです。
【無彩色だから大人っぽく着こなせる】というのが、一番の理由です。
白黒は、デニムオーバーオールのように「マリオに見えない」「子供っぽく見えない」といったメリットがあるので、大人や小柄な人でも違和感なく合わせられますよ。
太って見える人は黒がおすすめ
黒は色が潰れて見えるので、エプロンの前ポケットが目立ちにくくなります。
オーバーオールのディティールが分かりにくくなり、子供っぽく見えないので黒をおすすめします。
また、黒は収縮色なので、サイズの大きなオーバーオールを着てもダボッとしすぎないのもメリットです。
収縮色は、暗い色のことだよ
収縮色は、体が縮んで見える色なので、ちょっと大きいサイズのオーバーオールを着ても体が膨張して見えません。小柄な人や大きいサイズが苦手な人もオーバーオールを着やすくなりますよ。
黒のオーバーオールなら、スッキリ見えるので着られている感を軽減できます。
装飾を抑えられるので、より大人っぽい着こなしをしたい方は黒のオーバーオールがおすすめです。
オーバーオールを着るときの注意点
オーバーオールを調整をしないとダサく見えてしまうので要注意です。
そこで、着るときの調整法を紹介します。
ストラップ調整をしないとダサく見えるので注意!
オーバーオールの前についているエプロンは、ストラップを使って上手の位置に調整します。これをしないと子供っぽくなるので注意。
単純にストラップを調整するとまた上を上げられるので、短足で悩んでいる方もオーバーオールを着こなしやすくなります。
また、ストラップを調整すれば裾にクシュクシュができず、さらに足を長く見せられます。
かがんで撮影しているのでアンクルカットになっていますが、裾は靴にかかるくらいのジャストレングスがおすすめです。
また、裾丈にしてロールアップすると足元にボリュームが出るので、身長が盛れる靴などとも相性良く合わせやすくなります。
オーバーオールの着こなし考察6パターン
オーバーオールはトップスと靴、小物を工夫することくらいしかパターンがないので、意外とコーディネートが簡単だったりします。
無難にいくなら【下に着るものはきれいめアイテム】がおすすめ
一番無難なのがシャツを合わせた着こなし。きれいめのアイテムを組み合わせると、オーバーオールの子供っぽさを打ち消せます。
特にきれいめのアイテムを1つ入れておけば、Tシャツを合わせても子供っぽく見えにくいのでおすすめ。
下に着るものはニットも良いですが、他にもローファーやハットを組み合わせると、さらに大人っぽくコーデできます。
また、カバーオールやラフな素材のテーラードジャケット、真冬ならモッズコートやラフなキルティングコートを使ってもOKです。
バンダナスカーフで視線誘導させる
首にバンダナ・スカーフを巻いて視線を注目させると、オーバーオールが目立ちにくくなります。ついでにアクセントになり、地味になりすぎないのもポイント。
ちなみに、派手なバンダナを使う場合、装飾しすぎるとコメディアンのようになる【実際なった】ので、バンダナ以外はシンプルなアイテムを合わせた方が良いです。
柄が目立つの苦手な人は、下のようにバンダナをTシャツの中に入れるのもOKです。
ちなみに、冬場ならマフラーを使って視線誘導もできます。
オールシーズン使えるバンダナ・スカーフが一番にお手軽で個性を出せるので、個人的にはおすすめします。
バンダナスカーフのやり方
ざっくりと解説すると【バンダナを4cm幅でくるくると巻く】
【バンダナにシルバーリング【スカーフリングでもOK】を通す】→【首にかけて片側のスカーフにリングを通す】→完成。
簡単に個性が出せるので、バンダナ・スカーフは使い勝手が良いですよ。
アウターを着てオーバーオールを目立たなくさせる
ジャケットやビッグシルエットのシャツを羽織ると、オーバーオールが目立たなくなるのでおすすめ。
上からアウターを羽織れば、前エプロンが目立ちにくくなるので、白のオーバーオールも着やすくなります。
さらにオーバーオールと同色にアウターを羽織ればセットアップ風に着こなせるので、ちょっと大人っぽい雰囲気を出したいときに便利です。
ちなみに、上に羽織る服はスウェットパーカーでも問題ありません。
さらにアウターの中からバンダナをちら見せさせるのも◎
今回使ったバンダナ↓です。一応置いときます。
パンツと靴を同色にして短足対策
上手右のように靴とオーバーオールを同じ色にすると、靴とパンツが合体して見えるので足が長く見えます。
シルエットで見ると、下のようにパンツと靴を同色して右側の足が長く見えるのがわかります。
オーバーオールは大きな服なので、短足が際立ってしまう・・・という方は、ぜひパンツと靴の同化を狙ってみると良いですよ。
身長を伸ばせる靴を使って短足対策できる
盛れる革靴を使うと足を6cm伸ばせるので、足が短くてもオーバーオールコーデの見栄えが良くなります。
オーバーオールに合わせるなら、盛れる革靴はローファーかラウンドトゥが最も無難です。
革靴やブーツを履くと、見た目もシュッとしてカッコイイ着こなしができるので、ぜひ試してみてください。
最大8cm【身長を盛れる革靴】メンズブランド6選・低身長にもおすすめ
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ちなみにハイテクスニーカーを使っても3.5~4cmくらいは身長が盛れます。
無難なものなら、エアフォースワンが合わせやすくおすすめです。
盛れるスニーカーは他にもあるので、探してみると良いですよ。
大人が履ける!【最大7.5cm身長が盛れる】ブランドスニーカー10選を徹底解説
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無彩色やくすみカラーを使うと大人っぽくなる
【黒・白でまとめる】【くすみ系カラー】など、彩度の低い色を使ってコーデをすると、大人っぽく仕上げられます。
特にくすみ系カラーは便利で、地味になりがちな黒オーバーオールコーデを華やかに見せたいときに重宝します。
逆に【真っ黄色】【真っ赤】など発色の良いトップスを合わせると一気に子供っぽくなるので、個人的にはあまりおすすめできません。
抵抗なく着られるならいいとして、オーバーオール自体にインパクトがあるので、蛍光色はあんまり合さんほうがいいかと。
帽子を被って背を高く見せる
帽子をかぶると、頭に視線が誘導されるので、オーバーオールや短足が目立たくなる効果があります。
帽子はハットが一番無難かと、個人的にベレー帽もおすすめです。
ちなみに、キャスケットはマリオみたいになるので、個人的にはあまりおすすめしません。
【おまけ】フードパーカーで小顔対策する
パーカーのフードは小顔効果あるので、頭が大きく子供っぽい頭身に見える方におすすめです。
なぜ、頭が小さく見えるのかというと、エビングハウス錯視と呼ばれる視覚効果があるからです。
エビングハウス錯視とは?
自分の顔よりも大きな物体が横にあると、錯覚により自分のが顔が小さく見えるのがエビングハウス錯視です。
上の画像だと左の黒丸は周りになにもないので大きさが目立ちますが、左の大きな赤丸が近くにあるので、黒丸が小さく見えます。
フードの小顔効果を利用すれば、頭身が高く見えるので短足や小柄な体型も目立ちにくくなりますよ。
ちなみにパーカーは、フードの立つものだと最大限に小顔効果が高いです。
例えば、チャンピオンのリバースウィーブや、台襟がついているものはフードが立つので小顔効果があります。
ちなみに生地の薄いパーカーはフードが立たないので要注意です。
今回使ったオーバーオール
今回着用したオーバーオール。色々と探し回って大きく見えすぎず着こなしやすいと思われます。
165cmでMサイズ着用。小柄な人から女性まで対応すること、無難なデザインとシルエットなので着こなしの難易度は低いです。
参考までに、下にリンクを置いておきます。
オーバーオールの考察まとめ
今回、オーバーオールの着こなしを考察してみました。
オーバーオール自体がインパクトのあるアイテムなので、シンプルにまとめると着用しやすいです。
基本的にオーバーオールコーデは着こなしの選択肢が少ないので、上からアウターを羽織るか、小物でコーディネートすると、程よく個性を出しやすいですよ。
この機会に、ぜひオーバーオールにチャレンジしてみてください!