冬の大定番アイテムといえばダウンジャケット。しかし、ボリュームがありすぎることから、小柄な人だとちょっと着づらいところもあります。
そこで、当ページでは、再現性の高い着こなし方と、体型に合うダウンの選び方を紹介します。
ダウンジャケットを着こなすコツ選
今回は、ファーストダウンというアメリカのアウトドアブランドのダウンジャケット(165cmでMサイズ着用)を使ってコーデします。

ボリュームのあるダウンですが、以下の方法を使えば簡単に攻略できます。
Yラインを使う
Yラインとは、上半身を大きく見せて、下半身を小さく見せるコーディネート技法のことです。
具体的には下記のとおり。

Yラインは、必ずやや細身パンツを履きます。今回はテーパードパンツを履きました。
最もバランスが取りやすく、万人におすすめできる着こなしパターンです。
Yラインに使えるパンツは?
定番の細身パンツは以下の通り。
- スキニーパンツ
- テーパードパンツ
- スリムストレートパンツ
- ジョガーパンツ
どれも無難なシルエットなので、合わせやすいです。
ショート丈のダウンなら、スキニーパンツと合わせても違和感がありません。

おすすめのパンツの色は?
黒パンツを選べば、全体をシュッと引き締めてくれるうえに100%コーデに失敗しません。基本的にどんな色のダウンジャケットでも合います。

他には、チャコールやネイビーなど、黒に近い色もおすすめです。
ドレス感のあるアイテムを合わせる
シャツやタックパンツ、革靴などのドレス感のあるアイテムを合わせると、ダウンジャケットのカジュアル感を軽減して大人っぽい着こなしができます。

今回は【ローファー】【シャツ】【タックパンツ】を合わせました。
おすすめのドレス感のあるアイテム
- 無地のシャツ
- 無地のニット系
- 革靴
- カーディガン
- タートルネックニット
- モックネックニット
- スラックス
- タックパンツなど
フレアパンツを使う
フレアパンツは、裾が広がっているパンツのことです。
裾の広がりが、ダウンジャケットのボリューム感をカバーしてくれるので、全体のバランスが取りやすくなります。

フレアパンツは脚長効果もあるので、小柄な体型をカバーできます。
トップスとパンツを同色で合わせる
トップスとパンツの色を同色にすれば、縦に長く見せる効果を出せるので、身長補正に役立ちます。
具体的には以下のとおりです。

上半身と下半身がつながって見えるので、細身効果を最大限に活かせます。
縦長効果を出したいときのダウンジャケットの色
トップスとパンツを黒にして、ダウンジャケットも黒にすると、全身真っ黒で見た目が重くなります。
そこで、黒よりも明るい色のダウンジャケットを選ぶと良いです。
- ベージュ
- グレー
- キャメル
- パープル
- オリーブグリーンなど・・・
以上、4つのうちのどれかを利用すれば、小柄な男性でもダウンジャケットを難なく着こなせます。
次は、ダウンジャケットの選び方を紹介します。
ダウンジャケットはフード付きがおすすめ
フードが付いているダウンは、小顔効果を出せるので、身長を高く見せられます。

身長が高く見える=等身が高いなので、フードの効果で小顔にすれば等身が増えて身長も高く見えるという理屈です。
フードがあると小顔に見える理由
左の方の画像、フード付きジャケットの方が顔が小さく見えるのがわかります。

これはエビングハウス錯視という錯覚の1つです。
大きな物体が横にあると、対象物が小さく見えるので、フードの大きさに対して顔が小さく見えるという理屈です。

前を開けると、フードが横にブワッと広がるダウンを選べば、顔も小さく見えてスマートな体型に見せられるので、小柄な人におすすめします。

フード付きダウンでいいものがない場合
フードなしダウンで小顔効果を出すなら、スウェットパーカーをインナーに着用します。パーカーのフードで顔を小さく見せられます。

ちなみに、フードが立つ厚手のパーカー(11.5オンス以上)を選べば小顔効果が絶大なのでおすすめです。
おすすめのブランドは?

どんなブランドでも問題ないです。ダウンジャケットはそこそこするので、流行り廃りのないブランドを選べば末永く着られますよ。
おすすめなのがアウトドアブランド。
- オーバーサイズ過ぎない
- 装飾が少なく子供っぽく見えない
- 機能性が高い
アウトドアブランドは、以外と大きすぎないダウンが多いので小柄な人でも着やすいです。
ポイント | |
ナンガ(1990年) | コンパクトなサイズ感で着やすい |
ファーストダウン(1983年) | 今回私がMサイズを着用したブランド、Sサイズは~165cmまで対応 |
ノースフェイス(1968年) | 大定番のブランド |
このあたりブランドは、流行り廃りがないので長く着られます。
なお、フィルパワーが700以上のダウンジャケットのみ紹介します。
【ナンガ】オーロラダウンジャケット

ナンガの大定番、オーロラダウンジャケット。
日本人体型に合わせたコンパクトなシルエットとフィルパワー760の高保温性で根強い人気を博している。
価格は4万円台中盤とそこそこしますが、余計なデザインも入っていないので末永く使えます。
【ファーストダウン】ラップジャケット

今回、私が着用したモデル。90年代にNYで爆発的なヒットを叩き出したブランド。
3万円台ながらフィルパワー800を備えており、今回紹介する中でも最もコスパ良いです。
最低気温がマイナス20度にまでなる冬のニューヨークにおいてTシャツ1枚で過ごせるほど高保温な作りをしています。

USAアウトドアブランドの本格ダウンを安価に手に入れたい人におすすめです。
ファーストダウンのサイズについて
ファーストダウンは、Sサイズで155cm~165cm対応なので、小柄な人でも着られます。私は165cmでMサイズ(165~175cm対応)を着用してジャストでした。

【ノースフェイス】アストロライトフーディー

コンパクトサイズながら、フィルパワー900を備えたハイスペックダウン。
マイナス2度の環境でも、インナーはヒートテック1枚で過ごせるほど温かい。かさばらないダウンを探しているならおすすめできます。
ダウンジャケットコーデまとめ
今回、低身長でもダウンを着用できる方法を紹介しました。
アウターとしては扱いにくい部類ですが、工夫をすれば攻略可能です。
今回の記事を見て、ダウンジャケットのコーディネートに興味を持っていただければ幸いです。
低身長向けのダウンを扱う通販サイトをまとめたので、良かったら参考にしてみてください。